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【ブログ運営】はてなブログ再開から10ヶ月、YouTubeトラフィックの変化について【分析】

去年2018年8月にはてなブログを再開して約10ヶ月が経過しました。

元々YouTube動画投稿を先行してやっていましたが、2年前に作成したっきりで、完全に死んでいた”はてなブログ”を”1つの仮説”を元に再開。

その結果YouTube側の流入トラフィック)にある変化が起きていることに気づきました。

なので今回はその考察と結果を備忘録として、こちらの記事にまとめてみます。

仮説:ブログを書くことでYouTubeトラフィックは増える

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当たり前といえば当たり前に聞こえるかもしれませんが、ブログを始めることで「間接的にYouTubeへのトラフィックを増やせるのでは?」と思ったことがことのきっかけです。

「動画投稿をそのまま続ければいいじゃん?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ですがそこには僕なりの紆余曲折、様々な壁がありました。

①動画投稿には時間がかかる

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動画投稿をやったことがある方ならわかると思いますが、動画は”作成作業そのもの”に割と時間がかかります。

・シナリオ構成
・動画を撮影する
・動画の無駄な部分をカットする
・字幕を入れる
・音声を調整する

シンプルに工数がかかります。それに、

「見られるためにはどうすれば良いか」
「視聴率を保つためにはどうすれば良いか」

視聴者を意識し、見やすく・見られやすくするためには、動画クオリティの担保は不可欠でどうしても時間がかかります。

学生時代だったら何時間でも動画に打ち込んでいられましたが、社会人になった今その時間を担保するのは非常に難しいです。

動画作成作業を細分化して、デイリーでタスク化・処理できればいいですがそれでもやはり結構時間がかかる。

「それでもYouTubeへの集客は継続して行なっていきたい。」

その気持ちは変わりませんでした。

そこで、限られた時間の中で何をすべきか、どの作業が最もインパクトが大きいかを考えた結果、

文字だけでも表現が可能なブログだったら、動画よりも時間をかけずに取り組めるなという選択に至ったわけです。

YouTubeを見ないユーザーにリーチできる

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また①に付随しますが、YouTubeでの成果(チャンネル登録や動画視聴回数)を増やすためにはYouTube上でのアクションを取っていく必要があります。

しかし普段YouTubeで動画を見ない人にはそもそもどうやってもリーチはできません。

メディアが注目を集めるために自発的に記事にしてくれる、そこからYouTubeを普段見ない人がファンになってくれるなんてことは、トップ YouTuberのように、ある程度社会的な影響力もつ人でないとそうそう起こりえません。

※動画がキュレーションメディア等でバズったりすればまだしも、それもまた一過性に過ぎず。ただの一発屋で終わってしまいます。

中長期的に新たな面から新規ユーザーを集めてくるには、別の市場に打って出る必要があるなと以前より感じていました。

そこで①や、後述の③を踏まえた結果、白羽の矢が立ったのがブログになります。

③Webスキルの向上が見込める

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また僕は今都内のWeb会社で勤務しています。普段やっている業務ではSEO関連の仕事もやりますが、本業ではないため、専業でやっている方に比べると知識の習得には時間がかかります。

自分の市場価値を高めていくという意味でも、SEOやWebマーケティングのスキルはスキマ時間で身につけていきたかったので、インプットした学びをアウトプットする手段としてブログは最適だなと思い始めました。

以上大きく3点をまとめた結果、ブログを書くことで自分がやりたいことの達成に近づけると判断したため、2018年8月にはてなブログを再開をすることにしました。

本題:YouTubeトラフィックを分析

では本題です。はてなブログを再開してからどれだけYouTubeトラフィックに影響はでたのか。

それを上記の「YT Studio」というアプリで検証しました。

こちらはYouTubeがクリエイターのために作成した無料分析アプリで、手元のスマホApp Store経由でダウンロードすることが可能です。

※分析できる項目についての詳細は、本記事では割愛します。

検証方法

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今回はシンプルに「期間」を使って分析をかけていきました。

期間:過去7日間、28日間、90日間

※その他過去365日、全期間でもセグメントをかけて分析できますが、上記3期間が最もシンプルでわかりやすいためそちらを選択。

※ブログでSEOを意識し始めたのも直近過去6ヶ月ほどなので、90日前からでも変化は多少確認できるはずです。

検証結果

それではさっそく結果を見ていきます。スマホで撮影した”各期間毎のスクショ画像”を1枚の画面にまとめてみましたのでそちらをどうぞ。

【結果:左から過去90日、28日、7日】

赤枠が「hatenablog.com」はてなブログからの流入をさします。

結果、過去90日前と7日間を比べると、はてなブログからのトラフィックの割合は「14.1%」増加していることがわかります。

【期間比較】
・過去90日間:8.9%
・過去28日間:13.0%(+4.1%)
・過去7日間:23.0%(+10%)

考察

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過去90日間、28日間に関しては「Google」からの直流入が1位を占めていました。

しかし過去7日間を見ると「はてなブログ」からの流入が「Google」より大きくなっています。

これははてなブログで書いた記事がSEOに引っかかり、そこからYouTubeチャンネルへの流入が生まれていることの裏付けになります。
※GAで見たときに「Direct」は少ないので、その線が妥当なはず。

なので「ブログを書くことでYouTubeトラフィックは増える」という仮説は確かなものだと数字で証明ができたわけです。

ちなみに微々たるものですが、SNSも「Instagram」と「Twitter」を持っています。そちらからのトラフィックを分析すると以下結果になりました。

まずは「Instagram」。

【期間比較】
・過去90日間:-%
・過去28日間:0.2%(+0.2%)
・過去7日間:0.7%(+0.5%)

めちゃくちゃ少ないですね。「それならInstagramからの集客を頑張ろう!」と通常ならなりますが、それは一旦待ちます。

続いて「Twitter

【期間比較】
・過去90日間:0.7%
・過去28日間:-%(-0.7%)
・過去7日間:-%(-0.7%)

、、、
、、

<<<!!!まさかの消えた!!!>>>

ま、それもそのはずかもしれません。Twitterはフォロワーも少なく、まだ戦略的にフォロワーUPの取り組みをしていないので今後に期待です。

まとめ

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ユーザーが検索行動をとる媒体(Google)に「ブログ」という”網”を張っておく。

そうすることで自分の書いたコンテンツをブログで知ってもらい、そこからYouTubeに間接的にトラフィックを呼び込めることが今回の考察でわかりました。

どの媒体に注力するかは「達成したい目的」に応じて変わるため、SNSが全くトラフィック向上には向いていないと言う訳ではありません。

ですが、僕は普段社会人として働いているため、ブログ、YouTubeSNS運用全てを同時進行するのは正直難しいです。

なので限られたリソース(時間)をどこに配分するか。全ては優先順位の問題になります。

そこでひとまずは「はてなブログ」に注力。顕在層を呼び込むための仕組みをブログで構築し、「YouTube」へのトラフィックを増やすことに注力していきます。

また半年後の結果も楽しみですね。

では!