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【Day07】キャデラックが地面にドーン!アメリカ横断、テキサス州アマリロ

アメリカ横断7日目!今回はこちら、テキサス州の「Amarillo(アマリロ )」という町から1日が始まります。

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アメリカ横断開始からちょうど1週間。昨晩オクラホマ州を通過し、最後は車中泊で夜を越しました。

前日のお話はこちら。

launcher567.hatenablog.com

マックの駐車場からスタート

毎度お世話になっているマックの駐車場からグッモーニン。

昨晩も夜間走行を続けここにたどり着いたのは朝の4時。今が7時過ぎなので睡眠時間はわずか3時間。

眠い目をこすりながらも、起きたら朝食に朝マックがすぐ食べれるのも、マックで車中泊するこのメリットですかね。

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度重なる車中泊、1日数百キロに及ぶ移動のおかげで、アメリカ横断開始から1週間で折り返し地点までやってきました。

アメリカ横断も残り2週間、楽しんで行きましょうか!

注目①テキサス州アマリロ

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朝7時、霧が立ち込めるアマリロの街中を出発。

Amarillo(アマリジョ)はスペイン語で「黄色」という意味らしく、街近辺の地名や近隣に咲く花が黄色に咲き誇る事からそう名付けられたみたい。

※ちなみにアマリロはこのAmarillo(アマリジョ)の英語読みです。

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出発前にこのアマリロ近辺の観光地を調べたところ「1ヶ所」面白そうなところがあるみたい。

なので我らが愛車TOYOTAの「4RUNNNER」を走らせ早速向かうことに。

路面がカチカチに凍結しているのでスピードを出せず。でも事故ったら元も子もないので、ハイウェイには乗らず、スリップしないように一般道を移動します。

注目②キャデラックランチ(Cadillac Ranch)

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時刻は午前7時30分、出発からわずか30分で目的地に到着。ぱっと見何もないただのグラウンドですが、一体何があるのでしょうか。

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深い霧で遠目だと全く何があるかわかりませんでしたが、少しずつ進んでいくと何やら薄っすらと等間隔で並んだ「何か」が見えてきました。

不思議に思いつつ少しずつ近づいていくと、なんと、

https://www.instagram.com/p/BLVpZuOB0oH/

車が地面にブッ刺さっとるやないかーい!

そう、これがアマリロで有名な観光地の1つ「Cadillac Ranch(キャデラックランチ)」です。

①「Cadillac(キャデラック)」は車種名、アメリカの自動車メーカー「ゼネラルモーターズ」が生産している言わずと知れた高級車から。

②「Ranch(ランチ)」は英語で「農場、牧場」という意味。

なので「Cadillac Ranch(キャデラックランチ)」を直訳すると「キャデラック牧場」という意味になります。

背丈2mを越すキャデラックがずらりと並んでいる様子は圧巻ですね。

https://www.instagram.com/p/BLXiHIIhdwW/

冬場は寒暖差があるから、スプレー缶の着色料が凍って溶けてを繰り返してドロドロ。手で触れてもベッタリは付かないけど、触るときは要注意。

https://www.instagram.com/p/BLYhEJCBMom/

アメリカ横断メンバーのやっくん。キャデラックランチを背景に1枚パシャり。隣で別の観光客が落書きしているのがまた面白い。

https://www.instagram.com/p/BLdJC0jBJ8P/

元の色がわからなくなるほど、カラフルに隅々まで塗り潰されたキャデラック。

極彩色を見てふと、なんとなくドイツの首都ベルリンのイーストサイドギャラリーを思い出しました。

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キャデラックランチの歴史は古く、1974年に設置されたみたい。

Ant Farm(アリの巣箱)というアーティストグループに、アマリロの大富豪かつ大地主だった人物によって設置されたのが起源のようです。

よくこんなモニュメント作ろうと思ったよね。発想がユニークだわ

(余った廃車の有効活用だったのかな、下手すると企業側に訴えられそうだなと思ったのはここだけの話)

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キャデラックランチでのスプレー缶を使った落書きは、昔は一時期禁止された時期もあったそうですが、今は基本的にOK。

僕らが足を運んだ時も、同じアジア系の観光客がスプレー缶を片手に落書きをしていました。

地面には前の観光客が置いていったスプレー缶がいくつも散乱しているので、アマリロの街で購入しなくても落書き自体はできるかもしれません。

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真冬のアメリカ、外気はマイナス2℃なのに短パンサンダルスタイルを貫き通す横断メンバーの五十嵐。

今まで世界一周中は東から西へと「夏を追いかける」形で移動してきたため防寒着は用意していないみたい。荷物の軽量化もあるけどそれは流石に寒すぎでしょ(笑)

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あまりの寒さに走って車内へと戻る五十嵐。短パン小僧は寒さに強いはずなんだけどな。まぁいいや次の街へ進みましょう。


アマリロを後にし、西へ再出発

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極寒の中キャデラックランチを観光した後は、早速車を走らせ次の街へと向かいます。

本日の目的地はニューメキシコ州の「ホワイトサンズ国定記念物」、「白砂漠」で有名な観光地を目指して駆け抜けます。

視線を横に逸らすと大陸横断鉄道でしょうか、列車が同じスピードで並走していました。

果てしない牧草地、先の見えない直線をひたすら突き進む。何もないのが良いんですよね。

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途中運転に疲れたら路肩に車を駐車し、運転手を交代。

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これだけ晴れていたら運転も心地よくめちゃくちゃ楽しくて。自然とテンション上がります。

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窓から身を乗り出し全身に浴びる風が最高に気持ち良い!僕らの足を止める障害物は何もなく。

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我らが愛車TOYOTAの「4RUNNER」も陽を浴びて輝いていて、、これぞ「自由」って感じ。

https://www.instagram.com/p/BLsOpQDBQgU/

途中立ち止まって休憩していると、先ほど追い抜かしてきた鉄道に追いつかれました。

頭の先から最後尾まであまりに長くて、全長1Km以上はあったんじゃないかなと。

荒野を黙々と貨物列車が駆け抜ける様はなんだかカッコよくて。なんだか旅のロマンを感じた瞬間だったのをよく覚えています。

注目③アメリカは国内で時差が4回変わる

その後も運転を続け、スタートから約3時間経過。ここでいよいよテキサス州ニューメキシコ州の境界に到着。

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街の名前は「Texico(テキシコ)」、テキサスとメキシコが混ざっちゃった?(笑) 面白いユニークな名前です。

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ここでふと時計を見ると時刻が1時間ずれていることに気づきました。車の時計とスマホiPadの時計に時差が発生してる。。

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実はこれ「アメリカ国内で時差が4時間発生」することに関連します。アメリカは国土が広く大きく4つのタイムゾーンで区切られてます。

・Pacific(太平洋)
・Mountain(山間部)
・Central(中部)
・Eastern(東部)

西から順に上記4つに区切られているのです。

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そしてこのタイムゾーンを跨ぐ度に時差が発生、時刻が±1時間ずれるので、アメリカ横断中の時間の管理には気をつけましょう。

滅多にないかもですが、飛行機の乗り継ぎなど下手すると乗り過ごすこともあるかもなので、手元の時計の秒針を切り替えるなどお忘れなく。


注目④UFO事件で有名な町ロズウェル(Roswell)通過

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その後ニューメキシコ州に入ったアメリカ横断一向。本日の目的地に向け引き続き車を飛ばし続けます。

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現在地は1947年7月、UFOが落ちアメリカ軍がそれを回収したことで有名な「ロズウェル事件」が発生したことでも有名なRoswell(ロズウェル)

UFOと聞いて進路を変えて訪れたかったけれど、路面も悪く、ホワイトサンズの方が優先度は高かったため今回はスルーすることに。

雨が降ったり、雪が降ったり、さらには雹が降ったりと天気がコロコロ変わる。山の天気は変わりやすいとはこのことですね。


注目⑤映画「LIFE」のロケ地?サクラメント山脈

その後もひたすら先を目指してドライブ。洋楽を聞いたり邦楽を聞いたり。好きな音楽を流してテンション増し増しで突き進みます。

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今走っているのは「サクラメント山脈」と呼ばれ、山道を切り開いて道路が作られているため、道中結構高低差のある道を走ることになります。

時たま上記動画のように大きくうねった道路を駆け抜けると、2013年に公開された洋画「LIFE」のワンシーンを思い出しました。

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アイスランドで撮影されたシーン、主演ベン・スティラーがスケボで一気に坂を下るシーンが脳裏にふっと浮かぶ。

まだアイスランドは行ったことないので、次の旅行の楽しみにとっておこうと、心にそっと誓いました。

実際のロケ地ではないですが、ここも十分冒険心くすぐられるスポットでした。


時刻15時、ここで運転手交代

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テキサス州のアマリロを出発してから8時間経過。流石に疲れてきたのでここで運転手交代です。

山間部も峠を抜け、路面の凍結は無くなったもののまだまだ雪がチラつくので、運転には引き続き要注意。

民家も少なく、田舎町って感じの風景が広がります。

注目⑥絶景スポット「トゥラロサ盆地」

山間部も終わりに差し掛かると景色は一変します。ちらほら降っていた雪が止み、徐々に雲間から太陽が顔を出し始めます。

https://www.instagram.com/p/BL53hOCB967/

完全に山を降りるとまたまた目の前に広がるのは先が見えない大直線。

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ここは「トゥラロサ盆地(Tularosa)」と呼ばれ南北150マイル(約240Km)、東西60マイル(約96Km)にも及ぶそう。

雲間から差し込む光が濡れた路面に反射し、めちゃくちゃ綺麗。20分ほど写真を撮って遊びました。

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ちなみにトゥラロサの名前の意味は散々探して見ましたが不明。一説によるとスペイン語由来で、トゥラロサ川(Rio Tularosa)の湖畔に育つ赤色のアシ(植物名)からきているそうです。

注目⑦ホワイトサンズ?到着

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車を飛ばすこと1時間、ホワイトサンズの入り口に到着!

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時刻が18時だから入場できるのかなぁなんて思っていたけれど、よくよくゲートの文字を見て見ると、、、

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ここミサイル実験場じゃん!!

このホワイトサンズ・ミサイル実験場、実は世界初の核実験(トリニティ実験)が行われた場所としても知られています。

僕たちが訪れたかった「ホワイトサンズ国定記念物」は、ホワイトサンズ・ミサイル実験場の内部に含まれているため間違えても仕方ないといえば仕方ないのだけれど、、、

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ここはアメリカ軍が管理しているロケット実験場なので、そもそも観光なんて無理でした!って話。

Google Mapで見ると間違えることも多いはずなので注意することをおすすめします。

日も暮れてきているので今から本来の「ホワイトサンズ国定記念物」に出向いても楽しめないのでこの日は潔く引き上げ、近くの町で休むことに。

https://www.instagram.com/p/BMVpvVThDj8/

今日の旅が終わる、夕焼けが燃えていて綺麗でした。

まとめ、アメリカ横断7日目終了。

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時刻は21時、ホワイトサンズ・ミサイル実験場から最寄りの街、「Las Cruces(ラスクルーセス)」へと到着。

街へ向かう道中に予約しておいた1泊53USD(約6,360円)のモーテルになだれ込みます。

モーテルについた後は2日ぶりのシャワーを浴びてリラックス。途中で調達しておいたビールを片手に明日以降の予定を話し合います。

明日はスペイン語で「十字架」の意味を持つ町「Las Cruces(ラスクルーセス)」を本拠地に「ホワイトサンズ国定記念物」を巡ることに。

ゆっくり休んで、明日は白砂漠を一日楽しむぞ!

では!

アメリカ横断7日目:走行距離】

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To be continued...続く!
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僕らの21日間、走行距離10,000Kmアメリカ横断の旅の記録は、YouTubeでも公開中!

アメリカ横断のリアルをみて、あなたが今計画している自分たちの旅、自分たちだけのアメリカ横断実現のために是非役立ててくださいね。

↓↓↓Day07はこちら↓↓↓


【Day07】アメリカ横断10,000Kmの旅!!【キャデラックが地面にドーン!! アマリロ】Amarillo, Las Cruses, New Mexico


そのほかアメリカ横断にかかった詳細な費用などまとめた記事は下記をどうぞ。

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アメリカ横断に国際免許はいらないって、知ってた? 詳細は下記記事へ。

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アメリカ横断中の夜間走行は辞めとけって言われるけど、、、本当かな?詳細は下記記事へ。

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アメリカ横断の思い出作りに最適!オススメスマホアプリはこちら! 詳細は下記記事へ。

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